自作76cmドブソニアンの製作にあたって、3Dプリンターを使って1/5モデルを作ることで色々と検証しながら設計・工作を進めることにしました。

2022年11月 : Fusion 360の練習

3DP Fusion 360のアセンブリ機能の勉強がてら、3Dプリンターで27点支持の主鏡セルの1/5モデルを作ってみました。
3DP 主鏡も1/5スケールで印刷して主鏡セルに載せてみました。 自作60cmドブソニアンを踏襲して、主鏡セルにフレームのある形状でした。
3DP トップケージも1/5で作ってみました。 まだこの頃はトップケージは長く、全体的に野暮ったい感じです。

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2023年4月 : スパイダー部品の検討

3DP 副鏡スパイダーの中央部品をアルミ鋳造で自作できないか検討しました。 結局はアルミブロックを買って機械加工して作ることにしました。

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2023年8月 : 1/5スケールモデルの製作

3DP 2023年6月に76cmドブソニアンの製作を決意。 そこから約1ヶ月でひとまず設計完了。 3Dプリンターで印刷して干渉や不具合がないかを確認します。
3DP 格納状態はこんな感じ。
3DP トップケージ。 遮光板を主鏡の光路内に仕込みました。
3DP ボトムビュー。 主鏡セルは密閉できる構造にしました。
3DP 大きさの比較に私の1/5モデル(身長は168cm)を作ってみました。 こんなに痩せてないし、脚はもっと短いですが・・・
3DP 安定して観望・スケッチに集中できるよう、しっかりした踏み台・昇降ステージを考えてみました。
3DP 口径の比較。左から、口径15cm, 20cm, 40cm, 60cm, 76cm。

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2023年9月 : 踏み台の検討

3DP 8月に検討した踏み台は嵩張って重そうなのでシンプルに市販の脚立を使うことを考えました。
3DP 脚を短く切ればちょうど良い高さになると考えましたが、識者よりこのような脚立だと暗闇だと転けて危険だと指摘がありました。 実験してみても確かに地面に着くところの感覚がおかしく、これは危険、却下としました。

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2023年12月 : 40cmドブ、60cmドブとの比較

3DP 自作40cmドブ、自作60cmドブも1/5スケールで作ってみました。
3DP 自作40cmドブソニアン。 2006年の春頃に自作しました。 今思うとコンパクトで使いやすそう。
3DP 自作60cmドブソニアン。 今使っているサイズ感はまさにこんな感じ。 地面に立ったままファインダーが使えるのがこだわりポイント。
3DP 自作76cmドブソニアン。さすがにデカい。
3DP 主鏡の取り扱いのための検討も進めます。
3DP 単管パイプ3脚を使って主鏡をゆっくり下ろして主鏡セルに載せます。 こういった検討も3Dモデルだけでなく模型があると便利。
3DP 設計はほぼ完了。 あとは実際に作っていくだけです。

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2024年8月 : トラスカバーの検討

3DP トラスカバーも作ってみました。使用したのは本物でも同じ(ただし色は黒ですが)40デニールのリップストップナイロンで、観望会など明るい所で使用する場合にはこのような形で運用する想定です。

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2024年11月 : 車載方法の検討

3DP ホンダの軽バン、N-Vanに車載する方法を1/5モデルを作って検討しました。 配置を工夫すれば望遠鏡だけでなく仮眠用のベッドのスペースも確保できそうです。
3DP N-Vanの荷台にコンパネを敷いて床を養生し、そこに2x4材で作った支柱をM10ネジで固定します。 フロント側の支柱は常時固定とし、リアゲート側の支柱は望遠鏡の出し入れの際には取り外しして邪魔にならないようにします。
3DP これらの支柱の上に5.5mm合板で作った天板を敷いて仮眠用のスペースを作ります。 幅は700mm、長さは1950mm確保できそうで、フロント側は運転席の背もたれも支柱として使用します。 運転時にはフロント側の天板は取り外して運転の邪魔にならないようにします。 3Dモデルでも1/5模型でもうまくいきました。実際もこれでうまくいくでしょうか?

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