網状星雲の全景。天体写真の技法「モザイク合成」をスケッチに応用しました。
網状星雲の全景。天体写真の技法「モザイク合成」をスケッチに応用しました。
C33(NGC6992)側に比べて円弧の形がはっきりせず、ほとんど直線に見える。北は細く濃く、明るい星(52番星)のあたりでは円弧が反っているような構造が見える。南側は2本の筋があるような感じで、淡く背景に広がっていくように見えた。目が慣れたせいか、透明度が悪くなったのか、C33(NGC6992)側より淡いように思う。実際C34(NGC6960)の方が少し淡いようです。
C34 | はくちょう座 | 散光星雲 | 9等 | 60' | 1500光年 |
2008年6月30日25時20分
蔵王山賽の磧(宮城県刈田郡蔵王町)
自作40cmドブソニアン+パラコア+Bandmate OIIIフィルター+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)
ものすごい透明度で、網状星雲がとにかく濃い。円弧(衝撃波の面)が一様に連続しているように見え、場所により濃淡が異なる。北は淡く2本の筋に別れるように広がり、南側は星に沿ってガスが複雑に入り組み、西側に淡く広がっていく。淡いガスを表現する為、星はHB、星雲は2Bの鉛筆で描いた。
NGC6992 | はくちょう座 | 散光星雲 | 7.5等 | 60' | 1500光年 |
NGC6995 | はくちょう座 | 散光星雲 | 1500光年 | ||
IC1340 | はくちょう座 | 散光星雲 | 1500光年 |
2008年6月30日24時40分
蔵王山賽の磧(宮城県刈田郡蔵王町)
自作40cmドブソニアン+パラコア+Bandmate OIIIフィルター+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)
かすかにガスが広がっているような感じに見えたのが、Pickering's Triangular Wispと呼ばれる天体のようです。NGCもIC番号も付いていない天体ですが、OIIIフィルターを付けると、かすかにではありますが確かに存在を確認できます。網状星雲と同じ超新星の残骸です。
Pickering's TW | はくちょう座 | 散光星雲 | 45' |
2008年7月1日25時30分
東北大学天文同好会安達観測所
自作40cmドブソニアン+Bandmate OIIIフィルター+パラコア+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)
網状星雲の全景を1枚のスケッチとして合成する為に描いた網状星雲付近の天の川です。星はだいぶはしょっています。
網状星雲付近 | はくちょう座 | 天の川 |
2008年7月1日24時30分
東北大学天文同好会安達観測所
自作40cmドブソニアン+Bandmate OIIIフィルター+パラコア+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)
同じく網状星雲付近の天の川です。ただ星をプロットしただけです。
網状星雲付近 | はくちょう座 | 天の川 |
2008年7月1日25時00分
東北大学天文同好会安達観測所
自作40cmドブソニアン+Bandmate OIIIフィルター+パラコア+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)
かすかに淡いガスが見える。しかしこれが微光星なのか淡いガスなのかはまったく区別がつかなかった。OIIIフィルターを付けているとは言え、天の川のまっただ中にある淡いガスを見つけることは容易なことではない。
NGC6974 | はくちょう座 | 散光星雲 | 6' | ||
NGC6979 | はくちょう座 | 散光星雲 | 7' |
2008年7月12日26時05分
東北大学天文同好会安達観測所
自作40cmドブソニアン+Bandmate OIIIフィルター+パラコア+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)
C33(NGC6995), IC1340付近のさらに南側をスケッチしました。淡いガスが広がっています。
網状星雲付近 | はくちょう座 | 天の川 |
2008年7月12日26時45分
東北大学天文同好会安達観測所
自作40cmドブソニアン+Bandmate OIIIフィルター+パラコア+Nagler Type5 31mm(67倍, 1.2度)