ぱっと見た印象では近くに明るい恒星があって銀河と重なって見え、なんとなく「出目金」を上から見ているような感じがした。 銀河は中央は普通に集光しているように見えるが、北西側で少し明るくクランピーな構造（または腕？）が見えた。 北東はさらに淡く大きく広がる構造も見られた。 一方で南東は三つの恒星と重なる位置とこの恒星と銀河中心の位置ぐらいに少し濃くみえる領域が見えた。
スケッチしている際はニックネームの "Koi fish" つまり「ニシキゴイ」というのがどうしてそうなのか良く分からなかった。 しかしスケッチ後にスケッチ用紙を回転させて北を上、西を右にして見ると、なんとなく左下向きに泳ぐニシキゴイの顔のように見えた。
| NGC4559 | かみのけ座 | 銀河 | 9.6等 | 11'x4.9' | 3500万光年 |
| スケッチ終了日時 | 2021年4月17日26時25分 |
| 観測場所 | ハワイ島 マウナロア山 観測所前の駐車場 (海抜3,400m) |
| 使用機材 | 自作60cmドブソニアン + SIPS + Morpheus 6.5mm (340倍、0.22度) |