M104のスケッチ

ぱっと見るとエッジオン銀河のようで、銀河中央付近に暗黒帯が東西に真っ直ぐに伸びているのが分かる。 意外と小さく感じ、あまり詳細は分からない。 全体的に淡く滑らかなグラデーションで淡く広がる。 北側のほうに銀河中心が見え、コアがあり、中心に向かって滑らかに増光する。 暗黒帯の北側の形状はなんとなく渦を巻いているようにも見える。 銀河全体は中央が膨らんだ「どら焼き」のような形。 南側は淡くはっきりしない。 が、よく見ていると大きさは銀河の全幅の1/2ぐらいで丸く盛り付けたご飯(チャーハン)のように、淡く広がるのがわかる。 どう見れば「ソンブレロ」に見えるかいつも疑問に思っていたが、この南側の丸く盛り付けたご飯のような部分を見ればそう見えるのか? ただしそうだとすれば形は「ソンブレロ」と言うよりは「麦わら帽子」な気もする。

天体のデータ
M104おとめ座銀河8.3等8.9'x4.2'3800万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2021年1月16日27時20分
観測場所ハワイ島 マウナロア山 観測所前の駐車場 (海抜3,400m)
使用機材自作60cmドブソニアン + SIPS + XW5 (450倍、0.16度)

M104 ソンブレロ銀河 (NGC4594)

M104のスケッチ

中心部が特に明るい。 暗黒帯の存在がわかるためか、かすかに南側の星雲状のガスも見えるように思う。 本当はもっと階調が豊かで細長いイメージだけれど、まだまだスケッチでうまく表現することができない。 実際より太くなっていると思う。

天体のデータ
M104おとめ座銀河8.3等8.9'x4.2'3800万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2007年月2月25日27時25分
観測場所東北大学天文同好会 安達観測所
使用機材自作40cmドブソニアン + パラコア + Nagler Type4 12mm(170倍, 0.47度)