M51子持ち銀河のスケッチ

M51子持ち銀河のスケッチ

こんな銀河が見たかった! 自作した60cmドブソニアンで描いた最初のスケッチ。 とても細かいところまではっきりと見える。 M51(NGC5194)本体の銀河核はほぼ完全な円型。 そこから2本の腕が時計回りに渦を巻いている。 南側の腕は核からはっきりと伸びているのが分かる。 明るい塊が3つ連なり、少し離れてさらに2つの塊が見え、次に1つ明るい塊、そしてそこからは淡く細く腕が伸びていく。 北側の腕は核との接続部分が非常に曖昧で、どこから繋がっているのかよくわからない。 その後星々の間を縫うように腕が伸び、そこで恒星状の塊と重なる。 その後はカク、カク、と進路を変える。 進路が変わったところと対応するように、明るい塊が見える。 その後腕は非常に淡いが確実にNGC5195に接続するよう、弧を描きながら伸びていく。 NGC5195の銀河核は南北に長い楕円形に明るい。 が、淡い部分を含めるとほぼ円型に広がる。 M51の腕はNGC5195の核の北側で交わっているように見える。

なお対応する天体名は Sky and Telescope誌 2011年7月号 Howard Banichi氏の記事 "Sketching M51" を参考に記入しました。

天体のデータ
M51りょうけん座銀河8.1等10.8'x6.6'2300万光年
NGC5195りょうけん座銀河9.6等5.9'x4.6'2500万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2016年4月9日24時10分
観測場所ハワイ島 マウナロア山 観測所前の駐車場 (海抜3,400m)
使用機材自作60cmドブソニアン + SIPS + NAV-7SW (330倍、0.22度)

M51子持ち銀河のスケッチ

M51子持ち銀河のスケッチ

前回のスケッチから久しぶりのスケッチだっが意外とうまくいった。 腕はここまで見えているかといわれると怪しいが、うっすらとそのように見えた。 腕の中に恒星が重なっているのが印象的。 南側の大きな銀河がNGC5194、北の小さい銀河がNGC5195とNGC番号が振られているが、メシエ本人の記述によるとこの2つの銀河をあわせたものを"M51"とするのが適当だと思う。

天体のデータ
M51りょうけん座銀河8.1等10.8'x6.6'2300万光年
NGC5195りょうけん座銀河9.6等5.9'x4.6'2500万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2007年2月25日26時40分
観測場所東北大学天文同好会安達観測所
使用機材自作40cmドブソニアン + パラコア + Nagler Type4 12mm (170倍, 0.47度)