ひょうたん、またはピーナッツのような形。
2つの明るい塊が見える。
まるで相互作用している銀河のよう。
南西部の塊(NGC650)は明るい所はUの字のような形をしている。
一方で北東部の塊(NGC651)は南西部のものより大きい。
そして北西部に淡い領域が伸びていく。
2つのコアは淡いガスで満たされている。
北西から西にかけての淡い領域はぐるっとループするように連なる。
一方で南東側は淡い領域はかすかに先細りしていくような淡い構造が見られた。
惑星状星雲と言うことで中心星が見られるかなとも思ったけれど、それらしき星は分からなかった。
天体のデータ
NGC650 (M76南西部) | ペルセウス座 | 惑星状星雲 | 10.1等 | 4.8' | 5600光年 |
NGC651 (M76北東部) | ペルセウス座 | 惑星状星雲 | 10.1等 | 1.08' | 5600光年 |
スケッチデータ
スケッチ終了日時 | 2021年11月7日23時00分 |
観測場所 | ハワイ島 マウナロア山 観測所前の駐車場 (海抜3,400m) |
使用機材 | 自作60cmドブソニアン + SIPS + XW3.5 (640倍、0.11度) |
M76 小あれい状星雲 (NGC650,NGC651)
小あれいと呼ばれる惑星状星雲。
確かにM27 あれい状星雲に似ているが、どちらかというとだんごが2つ並んでいるように見える。
視直径は小さいがはっきりとしている。
天体のデータ
M76 | ペルセウス座 | 惑星状星雲 | 10等 | 2.5' | 3000光年 |
スケッチデータ
スケッチ終了日時 | 2008年9月1日24時50分 |
観測場所 | 蔵王山 賽の磧の2つ上の駐車場 |
使用機材 | 自作40cmドブソニアン+パラコア+Ethos 13mm(160倍, 0.61度) |