
タランチュラ星雲の中心部のみを540倍に拡大してみた。 錯覚なのか、この倍率でも明らかに緑色に感じる。 それだけOIIIの輝線が強いのだろうか。 やや北寄りに中央から東に延びる一本の脚(触肢)が特に明るく見える。 中央やや北寄りに南北に暗黒なスポットが2つ並んで、この1本の筋と合わせて人の顔(骸骨)のようにも見える。 中心の明るい星とそのまわりは星の少ない球状星団のよう。 このあたりがクモの頭だとすると、確かにタランチュラの形に見えてくる。 視野中心から西側はすっと星雲も星も少ない領域になる。 非対称な感じもまたこの星雲の特徴だと思う。 面白い。
| NGC2070 | かじき座 | 散光 | 5等 | 40' | 15万7500光年 |
| スケッチ終了日時 | 2026年4月13日21時50分 |
| 観測場所 | オーストラリアNSW州クーナバラブラン ミルロイ天文台 (標高540m) |
| 使用機材 | GINJI-400DXII (40cmドブソニアン) + SIPS + APM TMB 1.8x ED Barlow + XW5 (540倍、0.13度) |

南東を下に向けて見るとまさにタランチュラ。 明るい星とそのまわりの微光星でクモの複眼のよう。 この複眼から東に伸びる2本のはっきりとした筋がまさに毒クモの触肢のように見え、南北に拡がるガスの流れがクモの8本の脚のように見えてくる。
一方で最初にぱっと見た印象は意外と毒グモでは無かった。 初めは明るい所(中心部)で2つの暗黒領域が見えて、ヒト?サル?の目のまわりのような形に見えた。 花の尖ったペストマスクのような、一方でオペラ座の怪人のマスクのような形にも見えた。
とにかく構造が複雑すぎて230倍でも小さすぎてスケッチが難しいと感じた。 ガスの流れの濃淡からUHCフィルターは無いほうがよいと思い、フィルターなしで描いた。
| NGC2070 | かじき座 | 散光 | 5等 | 40' | 15万7500光年 |
| スケッチ終了日時 | 2026年4月13日21時50分 |
| 観測場所 | オーストラリアNSW州クーナバラブラン ミルロイ天文台 (標高540m) |
| 使用機材 | GINJI-400DXII (40cmドブソニアン) + SIPS + Morpheus 9mm (230倍、0.33度) |