
土星状星雲はよく見るとリングが2つ重なっているように見える。 まず1:2ぐらいの明るい楕円のリングが見え、明るく、開いた時の土星の環のように見える。 次に1:6ぐらいの細いリングが重なる。これはちょうど2025年の細い土星の環のように見える。 1:2のリングに対して少し傾いている、10度ぐらいか。 さらに明るい1:2の楕円の外側に1:1の円形のガスが淡く取り囲む。これが土星の本体のような感じに見える。 とても複雑な構造で、高倍率で見るととても面白い。 中心星は見えた瞬間もあったが総合的にはよく分からなかった。リングの中はガスが満たされていて明るい。 リングの北側に星が重なっているのか、明るいガスがあるのか、明るい塊があるように感じた。
| C55 | みずがめ座 | 惑星状星雲 | 8等 | 1.7' | 3210光年 |
| スケッチ終了日時 | 2025年7月19日24時00分 |
| 観測場所 | 宮城県 蔵王山 大黒天駐車場 (海抜1460m) |
| 使用機材 | 自作76cmドブソニアン + UHCフィルター + SIPS + XW3.5 (760倍, 0.09度) |

スケッチでは上手く描くことができなかったが、中心性がまず見え、そのすぐ外側は暗く抜けた領域。 その外側に短径:直径=1:3ぐらいの楕円のはっきりと明るいリングが見える。 そのリング全体が4:5ぐらいの楕円の淡いハロのような領域で満たされ(包まれ)、その外側はストンとバックグラウンドの星夜に溶け込む。 土星の輪に対応するところはよく見ると棒が伸びているようではなく、本物の土星のように薄いリング状のもののように見えた。 ただしこれは非常に淡い。 もっと倍率をかけてみないとダメ。 今回のシーイングではこれで限界だったが、最高条件の時に改めて見てみたい。
| C55 | みずがめ座 | 惑星状星雲 | 8等 | 1.7' | 3210光年 |
| スケッチ終了日時 | 2021年9月4日24時25分 |
| 観測場所 | ハワイ島 マウナロア山 観測所前 (海抜3,400m) |
| 使用機材 | 自作60cmドブソニアン + XW3.5 (640倍, 0.11度) |

倍率を上げてみると、中央から、中心星、楕円形の明るいリング、真円形の淡いハロ、そして「土星の輪」のような2本の角が見える。 低倍率だとのっぺりと見えるだけだが、倍率を上げることで複雑な構造が見えてきて驚いた。 本物の土星のように、南北方向に「土星の輪」が付いていて、面白い。 なおこの倍率では「土星の輪」の部分は非常に細く、かすかにしか見えなかった。 そして「土星の輪」の部分と、中央の明るい楕円形リングの傾きが少し異なっていた。 どういう成因でこのようなリングや輪が出来たのだろうか、興味深い。 なおリング内側もガスで充たされている。 全体的に非常に明るく、見応えがあった。
| C55 | みずがめ座 | 惑星状星雲 | 8等 | 1.7' | 3210光年 |
| スケッチ終了日時 | 2017年8月19日24時35分 |
| 観測場所 | ハワイ島 マウナロア山 観測所前 (海抜3,400m) |
| 使用機材 | 自作60cmドブソニアン + XW3.5 (680倍, 0.11度) |

そらし目で見ると本当に土星のように、東西に環があるように見える。 細く星雲が飛び出たような構造で、これが環の細くなった土星を連想させるのだろう。 このほかにも、星雲のまわりに淡いガスが広がっているように感じた。
| C55 | みずがめ座 | 惑星状星雲 | 8等 | 1.7' | 3210光年 |
| スケッチ終了日時 | 2010年7月22日26時25分 |
| 観測場所 | 東北大学天文同好会安達観測所 |
| 使用機材 | 自作40cmドブソニアン + パラコア + Ethos 13mm (160倍, 0.61度) |