C60,C61のスケッチ

C60,C61のスケッチ

530倍で見ると淡いが明らかに形が特異で面白く見えた。 そこで760倍に倍率を上げてみたところ、北側の銀河 (NGC4038) はその腕にクランピーな塊が6の字のように連なって、全体としては楕円形に見える。 もちろん銀河中心部が一番明るく見えているが、腕?の明るい塊も同じくらいに明るい。 西の銀河 (NGC4039) は細く見える。広がりながら西に伸びる。 この銀河の核のすぐ東に恒星なのか明るい領域なのか明るいスポットが見える。 アンテナの付け根(スケッチで青線で囲んだ部分)はなんとなく「ひげ」のようなガスの流れがあるかもしれない、なんとなく淡い構造が見えたような気がした(がはっきりしなかったのでスケッチには描いていない)。 アンテナは見えない。

このスケッチで天体スケッチ通算400枚目。 望遠鏡が大きくなって見たいものが見えるようになって、また20年描き続けてきて描きたいものが描けるようになって、本当に楽しい。 これからもいろいろな天体を見て描いていきたい。

天体データ
NGC4038からす座銀河10.3等3.4'x2'4500万光年
NGC4039からす座銀河10.4等3.3'x1.7'4500万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2026年2月21日26時20分
観測場所静岡県賀茂郡南伊豆町 (海抜70m)
使用機材自作76cmドブソニアン + SIPS + XW3.5 (760倍、0.09)

C60, C61 アンテナ銀河 (Arp244)

C60,C61のスケッチ

C60,C61のスケッチ(解説付き)

NGC4038はリング状のような、クランピーな感じで、とても銀河とは思えない(普通の形の銀河ではない)。 本当に変な形に見えた。 所々で明るい領域があり、それらが数珠のように連なっている感じがした。 銀河の中心部も明るいが、その外側とは連続した明るさはなく、いったん暗くなる領域がある。 全体の形は、勾玉のような形にも見える。 NGC4039は全体的に細く、南西側に行くに従って広がっているように見えた。 銀河内に2カ所、明るいところがある。 NGC4038とNGC4039が交わるところも少し明るくなっているように感じた。 しかしNGC4038とは少し離れていて、つながっているわけではない。 「アンテナ銀河」「触覚銀河」というニックネームの由来である「アンテナ」または「触覚」については、全くわからなかった。 倍率を変えて探してみたが、やはりわからなかった。

天体データ
NGC4038からす座銀河10.3等3.4'x2'4500万光年
NGC4039からす座銀河10.4等3.3'x1.7'4500万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2019年4月5日24時25分
観測場所ハワイ島 マウナロア山 スイッチバック (海抜2,550m)
使用機材自作60cmドブソニアン + SIPS + XW5 (460倍、0.15度)

C60, C61 アンテナ銀河 (Arp244)

C60,C61のスケッチ

C60,C61のスケッチ(解説付き)

NGC4038は大きく楕円でNGC4039は細長く、もっとも明るいところがNGC4038の中央に刺さっているように感じた。 いわゆる「アンテナ」または「触角」は全く見えなかった。 しかし相互作用をして銀河が複雑な形をしているのはよくわかった。

天体データ
NGC4038からす座銀河10.3等3.4'x2'4500万光年
NGC4039からす座銀河10.4等3.3'x1.7'4500万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2010年1月22日28時35分
観測場所宮城県本吉郡南三陸町 神割崎駐車場
使用機材自作40cmドブソニアン + パラコア + Ethos 13mm (160倍、0.61度)