C63 (NGC7293) らせん状星雲のスケッチ

非常に大きく、明るく、見応えがある。 北側の領域が特に明るく、繋がった構造ではなく、かたまり状に連なって見える。 二番目に明るく見える領域は南側で、こちらは西は後世と重なり東に続いていく。 東はうっすらと円弧のような形に繋がる。 最も西側が淡いが、その外側にももわっと大きく広がったガスが見える。 東側は逆にカスプ状に尖って広がる。 恒星と重なって美しい。 また中心星の周りのガスは一様ではなく、扇状に濃いところ、薄いところの濃淡があり、非常に複雑に見えた。

なおアイピースは Morpheus 12.5mm を使用して180倍・0.43度でスケッチしたが、NAV-12.5HW + EiC-10 でも210倍・0.45度でほぼ同じ視野が得られた。 しかし UHCフィルター を使ったためか、視野が暗く、Morpheus 12.5mm のほうがよく見えて、これを使ってスケッチした。

天体のデータ
C63みずがめ座惑星状星雲7.3等12.8'690光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2022年11月25日22時40分
観測場所ハワイ島 マウナロア山 観測所前の駐車場 (海抜3,400m)
使用機材自作60cmドブソニアン + SIPS + Lumicon UHCフィルター + Morpheus 12.5mm (180倍、0.43度)

C63 らせん状星雲 (NGC7293)

C63 (NGC7293) らせん状星雲のスケッチ

あまり透明度が良くなかったのでとても淡く、OIIIをつけてはっきり(と言ってももちろんぼんやりなのですが)見ることが出来ました。 完全な円ではなく、西の方が少し切れているように感じました。

天体のデータ
C63みずがめ座惑星状星雲7.3等12.8'690光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2007年10月5日22時50分
観測場所東北大学天文同好会安達観測所
使用機材自作40cmドブソニアン + Bandmate OIIIフィルター + パラコア + Nagler Type4 22mm (95倍, 0.85度)