M64黒眼銀河のスケッチ

340倍で見ると視野の半分ぐらいの大きさに見えて迫力があって面白い。 いわゆる「黒眼」はC字形にはっきりと抜けていて黒い。 銀河のコアは集光が鋭く、楕円に広がり、黒眼があって、その後黒眼を囲うようにガスが見える。 その後は淡く大きく広がる。 中心付近の楕円の傾きと周辺の傾きが少し違う?ようにも感じた。 長軸側の銀河の腕はどこまでも淡く伸びていくような感じだったが、一方で短軸側は意外とストンと暗くなる。 銀河の腕のような構造は全く分からず、楕円銀河のような、淡い滑らかな広がりに見えた。

天体のデータ
M64かみのけ座銀河8.5等10.3'x5.0'1700万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2021年2月6日26時20分
観測場所ハワイ島 マウナロア山 観測所前の駐車場 (海抜3,400m)
使用機材自作60cmドブソニアン + SIPS + Morpheus 6.5mm (340倍、0.22度)

M64黒眼銀河 (NGC4826)

M64黒眼銀河のスケッチ

銀河の中に、黒い眼のような物が見える有名な銀河。この黒い部分は意外と大きくない。銀河自体は丸っこい楕円銀河で、大きく感じた。

天体のデータ
M64かみのけ座銀河9等6'2200万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2007年3月15日25時45分
観測場所東北大学天文同好会 安達観測所
使用機材自作40cmドブソニアン+パラコア+Nagler Type4 12mm(170倍, 0.47度)