M99のスケッチ

腕は淡いがよく見るとぐるぐる巻いているのが分かる。 銀河中心はそこそこ明るく、銀河中心から北にガスに満ちていて、これはよく見ると2つの腕から鳴る領域と分かる。 外側の長い腕は銀河の南側向かって東側をぐるっと巻き込むように見える。 この腕の途中に2ヵ所、明るい塊が見られた。 もう一方、銀河中心から南側にある腕はすっと細く、北に延びていく。 こちらも途中に1ヵ所明るい領域が重なっているのが分かった。

天体のデータ
M99かみのけ座銀河9.7等5.4'x4.6'5490万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2023年6月10日22時00分
観測場所ハワイ島 マウナロア山 スイッチバックから1.4マイル (海抜2,670m)
使用機材自作60cmドブソニアン + SIPS + Morpheus 6.5mm (340倍、0.22度)

M99 (NGC4254)

M99のスケッチ

全体的に特徴が無く、ほとんど淡く円形に見える。 文献によると渦巻き銀河らしいが、腕のような模様は見えなかった。 近くに他の銀河も見えない。 シーイングは直前の2008年3月8日の観望の時と比べると良かったが透明度はあまり良くなかった。

天体のデータ
M99かみのけ座銀河9.7等5.4'x4.6'5490万光年
スケッチデータ
スケッチ終了日時2008年3月10日26時05分
観測場所東北大学天文同好会安達観測所
使用機材自作40cmドブソニアン + パラコア + Nagler Type4 17mm(120倍, 0.67度)