ぱっと見た時から、その形状に違和感を感じる銀河。 よく見ていくと、北側にのみ、淡い腕のような構造が見える(実際には南側にも淡い腕はあるようです)。 銀河中心部は3つの核があるようにも見える。棒渦巻銀河か(実際にもSBcの棒渦巻銀河のようです)? 淡く小さい銀河だが、よく見ると特徴的な銀河だった。 当夜は星図に書かれている銀河を片っ端から見ていたが、このとき偶然この天体を見つけた。 ガイドブック等にはあまり記載もないようので、ガイドブックを読むだけではこの銀河は見なかっただろう。 先入観なく天体を見る大切さを再認識した。
NGC1385 | ろ座 | 銀河 | 10.9等 | 3.6'x2.2' | 4240万光年 |
スケッチ終了日時 | 2016年11月5日26時10分 |
観測場所 | ハワイ島 マウナロア山 スイッチバック付近(海抜2,550m) |
空の明るさ | - |
シーイング | - |
使用機材 | 自作60cmドブソニアン + SIPS + XW7 (320倍, 0.22度) |