2019年8月から9月にかけて 鏡面研磨 した 15cm F6.7 鏡を組み込んで、2020年3月から7月にかけて鏡筒とドブソニアン架台を製作しました。 主に自宅から月や惑星などを気楽に観望できればと思っています。
物理直径 | 152.6 mm |
有効口径 | 151.6 mm |
理論形状 | 回転放物面 |
厚さ | 18.1 mm |
重量 | 707 g |
鏡材 | Pyrex |
焦点距離 | 1016.5 mm (フーコーテスト時に測定、2019年9月25日) 1018.7 mm (望遠鏡の焦点位置から推定、2020年4月22日) (zygo干渉計で測定したのですがデータ紛失・・) |
F値 | 6.7 |
波面精度 |
PV = 37.9 nm (フーコーテスト、波長500 nmの場合λ/13、2019年9月25日) PV = 214 nm (zygo干渉計、波長500 nmの場合λ/2.3、2020年1月4日) λ/3 程度 (目視による焦点内外像の観察、内像の方がかっちり見えた) |
製作者 | 沖田博文 |
コーティング | Ostahowski Optics Multi-Layer (4) Enhanced Aluminum Coatings |
反射率 | 93% (波長500 nmでの値、入射角12°、2019年11月12日) 設計よりも少し膜厚が薄いためピークが短波長にシフト? |
物理短径 | 38.6 mm (1.52 inch) |
有効短径 | 38.0 mm |
理論形状 | 平面 |
厚さ | 8.2 mm |
重量 | 30 g |
鏡材 | Pyrex |
シリアルナンバー | #000484 |
波面精度 | PV = 23 nm (zygo干渉計、波長500 nmの場合λ/22、2018年5月5日) |
製造元 | Antares Optics |
コーティング | Antares Optics Enhanced Aluminum Coatings |
反射率 | 94% (波長500 nmでの値、入射角12°、2019年11月12日) |
主鏡セル | 自作、Baltic Birch Plywood 両面テープによる貼り付け、6点支持 |
主鏡ファン | なし(物理的には存在、風向は排出する側、未実験) |
副鏡セル | 自作、Baltic Birch Plywood 両面テープによる貼り付け、3点支持 |
副鏡オフセット | あり、1.0 mm(設計値) |
焦点引き出し量 | 推定 159.4mm(設計値 160 mm) |
副鏡遮蔽率 | 25% |
副鏡スパイダー | 自作、ステンレス(ステンレス定規を切断して使用) t = 0.5 mm |
接眼部 | Starlight Instruments、Feather Touch Focuser |
ファインダー | 国際光器、8倍50mm 正立 |
鏡筒 | C-Tech、 CFRP(ドライカーボン) φ185.4 mm, t = 2.7 mm, L = 1,204 mm(特注品) |
鏡筒バンド | 自作、Baltic Birch Plywood |
カウンターウェイト | Midwest Tungsten、タングステン 主鏡側に2 kg取り付け |
鏡筒オフセット | 15 mm |
鏡筒重量 | 8.8 kg |
架台 | 自作、Baltic Birch Plywood |
軸受け | テフロンとウレタン塗装の組み合わせ (高度軸の2/4コと水平軸の3/3コ) ラワン材?(無塗装)とウレタン塗装の組み合わせ (高度軸の2/4コ) |
高度軸高さ | 827 mm |
高度軸直径 | 280 mm |
アイピース置き場 | あり、2インチスリーブ3つ分 |
架台重量 | 9.2 kg |
全重量 | 18 kg |
ファーストライト | 2020年4月21日 |
2019年8月から9月にかけて鏡面研磨した 15cm F6.7 鏡を使った望遠鏡を製作しました。 せっかく 主鏡 を自分で一生懸命磨いたので望遠鏡として良いものを作ることを目指しました。