ミラーボックスは木工がメイン、もともと日本で製作する予定でしたがハワイで製作できるものはハワイで先行して製作することにしました。

また2024年4月には休暇をとって帰省して集中して工作を進めました。 その結果ミラーボックスの工作は概ねできあがりました。 GFRPの張り付けと、設計が未確定だった箇所の追加加工を行えば完成です(2024年6月)。

2024年2月

MBX FRP板を切断。最初ルーターで切ろうとして失敗。手鋸のほうが早く、かつ正確に切断できました。

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2024年3月

MBX ミラーボックスに使用するバーチ合板は テツヤ・ジャパン から購入(バーチ耐水合板)に合わせて、木工CNCで加工してもらうことにしました。 CADデータを送って見積り、発注しました。

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2024年4月

MBX テツヤ・ジャパン に依頼していた合板が送られてきました。実家の前の道では4トン車は停められないことやパレットに載った荷姿を想像して、西濃運輸の営業所留めで依頼して、軽トラをレンタルして取りに行くことにしました。
MBX 開梱したところ。丁寧に梱包してもらっていました。とても綺麗!
MBX 全て開梱して机の上に並べてみました。とにかく綺麗!そして高精度!自分の工作ではこのようには仕上げられないと思います。テツヤ・ジャパンに木工CNC加工を依頼して正解でした。
MBX バーチ耐水合板の断面。綺麗に積層が見えます。18mm厚で13層あります。
MBX 早速加工に移ります。ルーターでR3で面取りします。
MBX ルーターで18mmの溝を掘りました。長い合板を定規にして綺麗に切ることができました。
MBX 45度カットもルーターで行う事で高精度に綺麗に加工できました。
MBX ノミを使って溝を仕上げます。
MBX 穴は木工CNCでプレカットしてもらっていましたがいくつかボール盤で皿ザグリを追加しました。
MBX インサートナットもこのタイミングでねじ込みました。
MBX 彫刻刀を使った加工も行いました。この彫刻刀、小学校の時に図工の授業で買ったもので、役に立ちました。
MBX 天板のみ、黒色のステインで着色しました。 後から黒く塗りつぶすかもしれない箇所ですが木目が僅かに見えた方が綺麗と思い、着色してみました。
MBX 概ね部品の加工が完了したので順次貼り合わせていきます。 タイトボンドを使用して張り合わせていきます。
MBX 貼り合わせでは見えないところにダボを打って接着で位置がズレないように位置合わせします。
MBX 工作机の天板と側面を利用することで正確に90度に組み立てます。
MBX 組立はダボを併用してボンド接着で行います。ダボマーカーを使って正確な位置に穴開けします。
MBX 木工クランプを使ってしっかりと圧力を掛けて接着して組み立てていきます。
MBX だいぶ出来上がってきました。
MBX 反対側の高度軸もダボをたくさん打って組み立てます。
MBX 斜め45度の部材(厚さ9mmの合板)は後からボンドで貼り合わせました。ラッシングベルトを使って圧力を掛けながら乾燥を待ちます。
MBX 乾燥後は出っぱった箇所をノコギリ・かんなを使って削り落として滑らかな形状にしました。この作業は力が要り、疲れました。あと、ちょっと削りすぎた箇所ができてしまいました。 80番のサンドペーパーで形を整えて滑らかして誤魔化しました。
MBX ミラーボックスの内側にはGFRPを貼るため角に面木を接着しました。予め45度、67.5度に正確にカットできるよう3Dプリンターでジグを用意していたので簡単に綺麗に作ることができました。
MBX ミラーボックスの蓋も組み立てました。自作76cmドブの場合、蓋は密閉容器の一部なので強度が必要です。厚さ9mmの合板を使用しました。なのでけっこう重いです。
MBX サンドペーパーを使って表面を綺麗にして、また貼り合わせ箇所はルーターでツライチになるよう加工しました。けっこう時間がかかりました。 その後、天板のみ黒色のステインで再度着色して綺麗に仕上げました。
MBX ここからは塗装です。水性サンディングシーラーを2回、水性ウレタンニスを3回ずつ塗っていきます。
MBX 塗料が垂れるのがイヤなので6面、向きを変えながら塗っていきます。6面塗ったら320番のサンドペーパーで研磨して平滑にして、さらに塗り重ねていきます。
MBX 水性塗料なので臭いもほとんどなく乾燥も早くて作業が捗ります。が、さすがに大きく塗る面積も広いのでなかなか進捗しません。
MBX 完成。塗装には丸4日必要でした。
MBX 別の角度から。狙い通り綺麗に塗装できました。 木口も合板の積層が綺麗に見えています。 時間を掛けて、角は全て面取り、貼り合わせ面もルーターでツライチになるよう加工したので手触りも良好です。大変満足な仕上がりが得られました。
MBX 保管のため工作部屋から出して車に乗せました。幅約90cm、日産ノートにギリギリ載りました。
MBX 兄の家の普段使っていない仏壇の横で保管することにしました。ひとまずお盆前まで置かせてもらいます。うまくカモフラージュできてる?

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2024年6月

MBX ミラーボックスは密閉構造として、乾燥剤を入れて中を低湿度環境に保ちます。 乾燥剤と、それを入れるケースを用意しました。ケースにはΦ18mmの穴をたくさん開けました。

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2024年9月

MBX ミラーボックスの蓋に圧力調整弁を取り付ける為の穴を開けます。
MBX きれいに加工できました。
MBX プロテクティブベント を蓋に取り付けました。これで圧力変動にも耐えられるはずです。
MBX 設計変更に伴ってミラーボックスの蓋をルーターで追加工します。 ナットの収まるスペースを確保するためルーターで深さ3mm掘り下げました。
MBX うまく加工できました。

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