ロッカーボックス RBB はほぼ木工なので基本は日本で製作予定ですが手元にある材料やハワイで入手が容易なものは先行して加工することにしました。
手元にあるバーチ合板を使って小さな部品を切り出していきます。 | |
ルーターを使ってテンプレート加工です。 | |
うまく切り出せました。 | |
彫り込み加工も行いました。 | |
重ねてみます。テンプレート加工でぴったり同じ形に加工できました。 | |
入り隅でRのついているところはノミを使って手加工で直角に仕上げます。良い感じにできました。 |
ページの先頭に 戻る
ルーター加工の続き。バーチ合板を追加で購入しました。 | |
今回もうまく加工できました。 | |
出来上がったところ。ロッカーボックスの脚の部分。細長い部品はSMCトップケージの部品。 | |
ここまで木工してきた部品をサンダーで削って表面を綺麗にします。 | |
サンダーで削り終わって、これで小物の木工はすべて完了。 | |
ルーターでAz軸のテフロン接触部分用に、内装材のFRP板を丸く切り出します。 | |
コンパスの要領で丸く切ります。Φ10mmの鉄のシャフトを使いました。 | |
切り出したところ。材料が盛大に余ったので自作76cmドブの部品のほかにも15cmドブや60cmドブの部品(予備品)も合わせて加工しました。 |
ページの先頭に 戻る
ルーター加工で使うテンプレートを製作しました。 |
ページの先頭に 戻る
ベースプレートと脚を張り合わせます。ダボを使って位置決め・補強とします。 | |
タイトボンドで固定。 | |
加工時にできた(位置ズレした)穴は木工パテAで埋めて補修しました。 見えない箇所なので問題ないのですが、木工パテはどうしても仕上がりに違和感があるので、できるだけ使わないのが良さそうです。 |
ページの先頭に 戻る
Az軸のベアリングユニットを組み立てました。 購入していたアルミ板の寸法精度が良くなく、1mmぐらいズレてしまいました。 | |
EL軸のベアリングユニットも同様にアルミ板が1mm程度大きく、追加加工が必要そうです。 | |
Az, EL軸のベアリングの部品が1mm程度大きかった問題はバンドソーで切断して修正することで解決しました。 | |
合板をガイドにして1mm切断していきます。 | |
ぴったりサイズに加工できました。 これでAz, EL軸のベアリングユニットは完成です。 | |
Az軸のレールとなる厚さ3mmのアルミをバンドソーで切断していきます。 | |
3mm厚なので簡単に切れました。8枚加工しました。 | |
ロッカーボックスに車輪を取り付ける為のフレームを作ります。 | |
切り出し完了しました。 | |
5mm厚のテフロン板もバンドソーで切断しました。これらは軸受けの部品です。 ちなみにテフロンを切ったときに切り子がバンドソーの車輪にくっつくのか、、しばらく切ると鋸歯が破断してしまいました。 テフロンをバンドソーで切断する際は要注意です。 | |
直径15cmの空気入り車輪を選定しました。 バンドソーで3辺、角を切断しました。 | |
車輪4つの加工が終わりました。 手前に置いてある黄色い部品がロックピンで、CADモデルをダウンロードして3Dプリンターで印刷、フィットテストしました。干渉無くうまく使えそうです。 |
ページの先頭に 戻る
先月バンドソーで切り出した部品をボール盤やベルトサンダーを使って仕上げていきます。 | |
テフロン板をボール盤で穴開けし、その後ベルトサンダーで面取りして仕上げました。 | |
アルミ板も同様にボール盤で穴開けしてきます。まずはセンターポンチでけがきから。 | |
穴開けも数が多いので大変です。 | |
一通り穴開けが完了しました。 | |
穴開け後はタップを切っていきます。こちらも数が多くて大変でした。 | |
タップ加工完了。疲れました。 | |
ベルトサンダーで側面のバンドソーの加工で生じた凸凹を平滑になるよう加工していきます。 | |
こちらも数が多いので大変です。 | |
手でやすり掛けする労力を考えると非常に楽ですが、それでも大変な作業です。 | |
ベルトサンダーも完了。綺麗に加工できました。 | |
ここで仮組みしたところ少し穴の位置がキツかったのでボール盤で穴を一回り大きくしました。 | |
ボール盤にサンドペーパーを取り付けて内角などベルトサンダーで削れなかった箇所も仕上げていきます。 | |
加工後は保護フィルムを剥がして水洗いして乾燥させました。 | |
組み立ててこれで完成。これはロッカーボックスの四隅に取り付けて車輪を着脱するための金具になります。 | |
方位軸のレールもこんな感じで完成。こちらは後日アルマイト加工するため保護フィルムは貼ったままとしました。 |
ページの先頭に 戻る
いくつか穴をボール盤で追加加工します。 | |
きれいに加工できました。 | |
ロッカーボックス底面に車輪固定金具を仮置きして寸法を確認しました。 金属部品がどれも少し(1mm程度)大きいのが問題でしたが取り付け穴を大きくすることで大きな修正はなくても大丈夫そうです。 | |
車輪と固定金具のフィットテスト。狙い通りうまく取り付けられることが確認できました。 ただし固定ピンはぴったりすぎて硬すぎてダメ。個々は作り直しがひつようそうです。 | |
車輪を載せてみたイメージ。問題なさそう。 | |
ルーターでR3で面取りします。 | |
ダボを打って貼り合わせ。 | |
タイトボンドで貼り合わせ。周囲はクランプがかけられるのですが中央部はクランプがかけられないため工具等の入ったプラケースを積み上げて荷重をかけました。 | |
車輪を取り付ける部分も位置合わせをして張り合わせていきます。 | |
タイトボンドで貼り合わせてクランプで圧をかけて乾燥させます。 | |
平行して高度軸の部分をルーターで加工しています。 | |
円を切る治具を使って合板を加工していきます。 | |
少しずつ切断していきます。 | |
うまく切断できました。よく見ると中心が数mmズレてしまったのですが、問題ないでしょう。 | |
ルーターを使ってテフロンを埋め込む部分を加工していきます。 | |
加工できました。治具を用意していたので狙い通りの寸法で加工できました。 | |
これは高度軸のベアリングユニットを取り付ける為の部分。ノミをつかって角を出してアルミ板が狙い通り取り付けられることを確認しました。 | |
高度軸の側面の合板を約2mm掘り下げて加工します。 この加工、地味に時間がかかります。 | |
側面を斜め45度に加工するときに失敗。彫り込みすぎてしまいました。 | |
仕方ないので設計変更。まずノコギリで6mm切り落としました。 | |
この状態で改めて斜め45度に加工しました。 | |
深く削りすぎたところが一箇所まだ残って見えますが、これは許容範囲とします。 | |
左右の板はこれで完成。手前側が失敗した側で、少し幅が狭くなっています。 | |
左側の側面を重ね合わせたところ。 高度軸ベアリングユニットを取り付ける為の加工をしています。また側面にAz回転用のテフロンパットを埋め込む穴も加工しました。 | |
右側の側面。こちら側はEl軸もテフロンで受けるのでシンプルな構造です。テフロンは木ネジで固定します。 | |
部品が出来上がったので組み立てていきます。重ねてΦ8mmで穴を開けてダボを打っていきます。 | |
タイトボンドで貼り合わせます。 一番細い部分は6mm程度しかかないため取り扱いは注意が必要でした。 | |
クランプを使ってしっかりと固定します。 | |
乾燥中。 | |
丸一日おいて、ルーターで追加工しました。 | |
断面がツライチになるよう、ベアリングが先端に着いたビッドを使ってルーターで加工しました。 | |
そして貼り合わせ。 | |
こちらもクランプでしっかりと張り合わせます。 | |
ここまでの工作でロッカーボックスは概ねかたちになりました。 時間切れ・ロックタイトの在庫切れのため、今夏は取りあえず組み立てて位置の確認を行いました。 | |
高度軸ベアリングユニットの取り付け部分。狙い通り加工できました。 | |
車輪固定金具を取り付ける部分。 ここも金具がきちんと収まるよう調整しました。 | |
今回の作業はここまで。 ロッカーボックスの完成も目処が立ちました。 |
ページの先頭に 戻る