意外と重要なのが機材や星図を置く机。 ここではこれまでの紆余曲折を紹介します。
StarStep Observing Chair を机として流用することを思いつき、これまで便利に使ってきましたが、踏み台として使うときにはいったん机の上の星図などを片付けないといけないことや、踏み台として使ってしまうと土埃が付いて汚れてしまうことなどから StarStep Observing Chair(の同等品)専用のサイドテーブルを作ることにしました。 踏み台やイスとして使ったときにも邪魔にならないよう、サイドテーブルは左側の外側に取り付けられるようにしました。 高さはこれまでと同様に108 cmで観望中に減光した赤ライトで星図を照らすのにちょうど良い高さです。 あまり強度は期待できないので、幅はあえて20 cmとして星図が置ける最低限としました。 また簡易のアイピース置き場もあった方が便利と思い、2インチ穴を2つ用意しました。
天板の大きさ | 61 cm x 20 cm |
天板の高さ | 108 cm |
重さ | 0.6 kg(天板のみ) |
踏み台として製作した StarStep Observing Chair (の同等品) の踏み板を手すりのところに置いて机として使うことを思いつきました。 手すりのところに踏み板を置くと高さ108 cmのテーブルとなり、これが絶妙な高さで、暗くした赤ライトで星図を照らすときにちょうど良く、楽な姿勢で星図を見ながらファインダーで天体導入することができます。 普通のキャンプ用の折りたたみ机の高さは70 cmぐらいで、これだと立ち姿勢では机の上に広げた星図がよく見えません。 一方で高さ108 cmはちょうど立った姿勢で本を持って広げたぐらいの高さで、暗く減光した赤ライトで照らした星図もよく見ることが出来ます。
天板の大きさ | 80 cm x 39 cm (台形) |
天板の高さ | 108 cm |
重さ | 7.0 kg |
観望に使う星図を置くため譜面台を購入しました。 音楽用の一般的なものなので色々な製品が安価に市販されています(この写真の製品は約30ドル)。 野外では風があるためある程度重い譜面台の方が転倒せず良いと思います。ポータブルな軽い物も試したのですが風にあおられてすぐ倒れてダメでした。 三脚の先を暗闇で蹴っ飛ばさないよう、後から脚には蓄光テープを貼りました。
何度か使用したのですが、快適に星図が読める高さ(100 cm程度)まで譜面台を伸ばすと風で倒れてしまい、使わなくなりました。 もっと重いものでないといけないようです。
天板の大きさ | 35 cm x 50 cm |
重さ | 2.4 kg |
高さ | 約63 cm~113 cm |
自作40cmドブソニアン のミラーボックスの蓋は観望用の机も兼ねていました。 脚はキャンプ用のテーブル脚を流用しました。 機材組み立て時にトップリングを置いたり、観望中は星図やガイドブック等を置くなどに使いました。 ただしあまり安定しないため アイピース はこの机の上には置かないようにしていました。
天板の大きさ | 466 mm×466 mm |
重さ | 未計測 |
天板の高さ | 未計測 |