Tele Vue 2x Powermate

Tele Vue 2x Powermate side view
Tele Vue 2x Powermate

定評あるバローレンズ。 自作60cmドブソニアンが完成してから高倍率での観望にハマっているが、この 2x Powermate を使ってこれまで以上に高い倍率で観望したいと思っている。 意外と入射レンズ直径が小さいため、焦点距離の長いアイピースの場合にはケラレが生じると思われる。

いつもアイピースケースに入れて観望に持ち込んでいたが、ほとんど使用する機会がなかったため売却することとした。 性能に不満を感じたことはなかったが、取り付け・取り外しや倍率の計算などは、私には面倒だったようだ。

Tele Vue 2x Powermateの仕様
入射レンズ直径33.0mm
重量384g
レンズ構成2群4枚
ピント位置n/a
生産国日本

註:カタログスペックより実測値を優先して記載。

履歴

Nikon EiC-16

Nikon EiC-16 side view
Nikon EiC-16

NAV-SWのカタログによるとNAV-SWシリーズとの組み合わせを十分考慮した設計で、1.6倍倍率を向上し像面湾曲・非点隔差をさらに補正するコンバーターとのこと。 また RB星のブログ によると、EiC-16はテレセントリック光学系になっているようだ。 レンズ構成が2群2枚なので凹レンズと凸レンズの組み合わせで出来ているのだろうか。

アイピースの取り付けは偏芯の少ないチャッキング方式を採用とのことだが、正直これは使いにくい。 縦目ローレット加工された黒い部分だけでなく、その下の銀色の部分も一緒に回転する仕様となっている。 EiC-16を望遠鏡に取り付けた状態でアイピースのみ交換しようといったことが出来ない(EiC-16本体も回転してしまう)。 タカハシの接眼部とは構造が違う。タカハシの方が良く出来ている。 またレンズ部とアイピース取り付け部が一体の筐体となっているため、レンズ部のみ取り外してアイピース先端にねじ込むといった使い方も出来ない。

性能については、2015年1月にNAV-SWを使って自宅で少しだけ使ってみた感じでは、目立って星像が悪くなったり、良くなったりといった変化は感じなかった。

ちなみにNAV-SWやNAV-HWにはシリアルナンバーが彫られているが、EiC-16にはシリアルナンバーの表示は無い。

Nikon EiC-16の仕様
入射レンズ直径22.4mm
重量89g
レンズ構成2群2枚
ピント位置約+/-0mm
生産国日本

註:カタログスペックより実測値を優先して記載。

参考写真

Nikon EiC-16 top view
射出レンズ側から見たNikon EiC-16
Nikon EiC-16 bottom view
入射レンズ側から見たNikon EiC-16

履歴

Carl Zeiss Abbe Barlow 2x

Abbe Barlow side view
Carl Zeiss Abbe Barlowe 2x

自作60cmドブソニアンの場合、Pentax XW3.5 を使うことで約680倍を得ることが出来る。 しかし大気が安定したときにはもう少し倍率が欲しいところでもある。 そこで評判の良い Carl Zeiss Abbe Barlow 2x を購入し、Pentax XW5 と組み合わせて約920倍で使用することを考え、今回新たに購入することにした。

Abbe barlow と XW5 の組み合わせでは高倍率のためすぐ天体が視野外に動いてしまうが、天体の導入や追尾自体は問題なく行うことが出来た。 星像についても、アルマク(γ And)やカストル(α Gem)を見る限り、大気の状態や主鏡や副鏡の収差を原因として高倍率なりにピントははっきりと決まらず甘くなるものの、XW3.5 と同じような見え方で、倍率なりにシャープで、十分に使えると感じた。 うっすらとハロがかかったような、コントラストが低くなっているようにも感じたが、星像自体は悪くなっている印象はない。 この印象は、ほぼ同じ倍率となる XW5 と Abbe barlow + XW10 との比較でも同じで、若干コントラストが悪くなる印象はあるものの、その差は絶対的ではなく、ブラインドテストだと区別するのは難しいと感じた。

ただし Abbe Barlow も万能というわけではないようで、Nikon NAV-12.5HW との組み合わせではダメだった。 M42 を見ながら XW5 と XW7 を使って比較したところ、星像にキレがなく、トラペジウム付近の星雲の複雑な構造が曖昧で、全体的に解像度が低く感じた。 全くダメか、と言われるとそうでもないが、NAV-12.5HW + EiC-H10 のシャープな星像からすると、この組み合わせで積極的に使うことはない、と感じさせる。 ちなみに EiC-H10 をつけた状態でも試したが、(スリーブにすべて入らない)、こちらの星像も同様にダメだった。

というわけで Abbe Barlow は当初の予定通り XW5 と常時組み合わせて 2.5mm、自作60cmドブソニアンで約920倍のアイピースとして使うことにした。 なおピント位置の合う位置はバローの無い状態と比べるとそれなりにズレるため、毎回合わせる必要がある。

Abbe Barlow 2xの仕様
入射レンズ直径
重量
レンズ構成1群2枚
ピント位置+4.5mm
生産国ドイツ

註:カタログスペックより実測値を優先して記載。

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